研修は退屈?

前回の記事で、剣道と子育てについての本が出版となったことを書きましたが、この度、恐縮ながら2冊目の電子書籍が刊行されました。

今回の本のテーマは研修です。

私は以前介護職員として高齢者福祉に携わっていたのですが、その時の経験を原稿にしたところ、誤嚥があって、それを書籍化して頂きました。

 

研修、好きという方は少ないのではないかなと思います。

何故か?

その要員の一つは「つまらない」ではないでしょうか。

実際、よほど興味があり、自分で選んで参加した研修以外の、否が応でも受けなければならない研修は、私も退屈な思いをすること、多かった様に感じられます。

私はある期間、研修委員として、施設の社内研修を企画する立場に身を置いていました。

その時の私は、どうせやるならつまらない研修はしたくないと、様々な工夫をしながら、「面白い」とは何なのか、どうしたら参加して良かったと言ってもらえる研修になるのかを突き止めようとしていました。

この本は、その頃の私が考えた事や調べた事、実践してきた事について書かせて頂いた研究記録的な読み物です。

もし、これから福祉施設で働こうとされている方や、研修を企画しなければならない立場に新たに就任された方に、こういった実践もあったという一事例として、予備知識的に読んで頂けたら幸いです。

この本にたどり着いた方の中には、どうしようかと悩まれている方もいるのではないかと思います。

ほとんどの場合、特に介護の世界の場合、初期の職員の育成過程に、研修の実施方法なんてものはないのですから。

そんな方々のことを、恐縮ではありますが、ほんの少し勇気づけられたら思い書き綴りました。

もしご興味ありましたら、ご覧頂けたら嬉しいです。

せっかくの学びの機会、受講者だけでなく企画者にとっても、有意義な時間となった方が良いに決まってますよね。

皆様にとって、拙著がその一助となればと思います。